「SHOGUN 将軍」ヒロイン役のアンナ・サワイ、大粒の涙で感激「こんな素敵な賞を取ることができてうれしい」 「エミー賞」で主演女優賞
米テレビ界最高の栄誉とされる「第76回エミー賞」の発表・授賞式が15日(日本時間16日)、ロサンゼルスで開かれ、俳優の真田広之(63)が主演・プロデュースを務めた時代劇「SHOGUN 将軍」が連続ドラマ部門の作品賞など18冠に輝いた。真田は主演男優賞、アンナ・サワイ(32)は主演女優賞を獲得し、日本人俳優として主要部門で初のエミー賞を手にした。 「SHOGUN 将軍」でヒロインを務めたアンナ・サワイは主演女優賞に輝き、初ノミネートにして日本人女性初の同賞受賞という快挙を成し遂げた。 深紅のドレス姿で大粒の涙を流しながら壇上に上がり「名前が発表される前から泣いていました」と感激。「(主演女優賞に)ノミネートされた皆さんに感謝します。私はあなた方の姿を見て育ちました」と候補者に呼びかけ、真田をはじめとするキャストやスタッフ、客席で見守る母親に感謝。「この賞をお手本として、全ての女性にささげます」と力強く語った。 2013年から女性グループ、FAKYとして活動した後、女優業に専念するため19年に拠点を海外に移し、米映画「ワイルド・スピード/ジェットブレイク」などに出演してきた。地道な活動が実を結んだだけに「こんな素敵な賞を取ることができてうれしい」と充実の笑みを浮かべた。