『神之塔』第2期「工房戦」第26話場面写真公開 波乱の工房戦がついに終結
TVアニメ『神之塔 -Tower of God-』第2期第2クール「工房戦」第26話「旅立ちの夜明け」の場面写真が公開された。 【写真】『神之塔』最終決戦へ! 第25話「王の帰還」では、ベニアミノ・カサノ(CV :安部川賢治郎)エミリーの格納庫にマドラコ(CV :土師孝也)から受け取った赤い圧縮フラスコがどんどん青色に変わりエミリーを救出する。そこに旅人(CV :石井瑞樹)が現れる。カサノはエミリーの真相を旅人に静かに話し始める。エミリーは生きている人間から始動武器に変えられ、再び溶解されたことを。 クン・アゲロ・アグネス(CV:岡本信彦)がリップルレッゾ(CV :高橋英則)に勝つ名案を思い付き、ラーク・レクレイシャー(CV: 三宅健太)に作戦を伝える。すかさず灯台からワープし、クンはファリョン(CV :日笠陽子)の心臓を短刀である白天京で貫く。心臓を刺したことによりファリョンを剣の中に閉じ込めることに成功した。 人質などいなくても勝てるとクン目がけて攻撃をしてくるリップルレッゾ。攻撃をいくつも繰り出してくるその時、トゲの包帯が取れ赤く光りし気を失っていたジュ・ビオレ・グレイス(CV:市川太一)の攻撃がリップルレッゾの攻撃を止める。ビオレが目を覚ましたのだ。ビオレの後に生きているように赤く光るトゲが浮いているのを見たリップルレッゾはビオレに攻撃を仕掛けるが、制御を発動され力で押し返され反撃をくらってしまう。 リップルレッゾはトゲにビオレが選ばれたことに激怒し、「我々の神ではない」と攻撃をしてくる。神は弱さが作り出した虚像でしかないと言いながらビオレの手から赤いオーラを纏った攻撃が炸裂し、リップルレッゾ仮面が舞い落ちる。その顔に一同驚愕する。リップルレッゾは目が縫付けられていた。 リップルレッゾは十家門の姫を一瞬下賤な目で見てしまったため、目を縫い付けられ一族を失ってしまっていた。ずっと認められたかったリップルレッゾに影の力を与えたのがFUGのフォーケンであり、彼の「力はふさわしいものに与えられる」という言葉を信じ生きてきたのだ。リップルレッゾは、そろそろ溶解液がまかれ、ビオレ達は自分と一緒に溶けて宿願が叶える時が来ることを告げる。最初から一緒に死ぬつもりだったのだ。 エンドロシ・ザハード(CV :末柄里恵)とハツ(CV :深町寿成)はロン・メイ(CV :茅野愛衣)と山の狂犬バラガブ(CV :田島章寛)との闘いに決着を着けようとしていた。ハツは鉄パイプを剣の代わりにバラガブの操る霊狼を倒す。バラガブの後ろに現れたエンドロシはブンブンで上空へと連れていき、力強い一蹴りで地面へと叩きつける。力を見せつけたエンドロシ。ハツはロン・メイに試合を放棄するように伝える。 クンが仲間達に溶解液がまかれることを伝え、虎助(CV :松田健一郎)、ノビック(CV :笠間淳)が見つかったかを確認するが、まだ見つかっていない。探している蓮梨花(CV:渡部紗弓)たちにずっと教えるか迷っていたシアシア(CV:稲垣好)だったが、居場所を教え、二人を助けることに成功した。ロン・メイ達との戦いを終えたエンドロシたちはビオレの元に向かう。 レロ・ロー(CV :津田健次郎)は浮遊船からアルキメデスのタンクを傾けているFUGのランカーを見つけ止めに入る。そしてランカーに監視カメラをハッキングし全ての蛮行が塔内のモニターに映っていることを告げる。そのモニターにはランカーもだが、アルキメデスの中でマドラコ(CV :土師孝也)が裏切り、イオ(CV:いとうさとる)とファンク(CV:松岡洋平)が血を流して倒れている姿も映っていた。 溶解液の上に浮いているビオレ達の足場が崩れ始めている。リップルレッゾは利用されて死ぬことは本望であることを伝えると、放を放ちビオレ達の足元の地面を崩す。灯台に着地しようとするビオレの体にリップルレッゾの影が巻き付いて離さない。その時ラークが王野成(CV:内田雄馬)の使っていた爆弾を投げつける。ビオレは爆弾の軌道を見て今までの王野との記憶が走馬灯のように蘇っていた。リップルレッゾを空爆すると影がほどける。リップルレッゾは「これでいい……」と一人溶解液へと落ちていく。空に浮いたビオレの手を王野が掴んだと思った瞬間、エンドロシやクン達が現れる。エンドロシが「帰ろう、半人前さん」とビオレの手を差し伸べ、「はい」と握り返すビオレ。 第26話「旅立ちの夜明け」で描かれるのは、解放されたトゲの力を用いてリップルレッゾを瀕死の状態に追い込むも最後の最後で窮地に陥れられるビオレ(夜)。だがクン、ラークの機転とボンボンを発動させたエンドロシのおかげで彼らは脱出に成功した。脱出した先にはシビスや梨花など彼らの仲間が続々集結し、月下翼松の浮遊船で全員会場を離れ、波乱を呼んだ工房戦もついに終わりを告げた……。
リアルサウンド編集部