【GLAシリーズ】 GLA 180に新型パワートレイン搭載/トップグレードAMG GLA 45 S 4MATIC+を追加して発売
GLA 45 S 4マティック+
GLA 45 Sに、ツインスクロールターボチャージャーや可変バルブリフトシステム「カムトロニック 」を採用し、最高出力421ps/最大トルク50.99kg-mを発生する2L直列4気筒ターボエンジンの「M139」を搭載した。 M139エンジンは最大トルクを5000~5250rpmの範囲で発生するなど、トルクカーブが自然吸気エンジンに近い特性を実現しエモーショナルな加速感を味わうことができるという。 また、レスポンスや吹け上がりの改善も行い、レブリミットも高く7200rpmに設定するなど、ピュアスポーツカー並みのエンジン性能を備えていると付け加えた。 このエンジンは、ターボチャージャーとエグゾーストマニホールドがエンジン後方に、インテークマニホールドなどの吸気系がエンジンの前方に位置し、これによりエンジン搭載位置を下げ、操縦性能に貢献するだけでなく、空力的にも有利なものとすることができたと語る。 シリンダーブロックはクローズドデッキ構造を採用し、最大160barの燃焼圧を可能にした。シリンダーライナーにはピストンとシリンダーの間に発生する摩擦を低減する目的で、特許技術のナノスライドコーティングを施している。 なお、M139エンジンはメルセデスAMG本社があるドイツ、アファルターバッハで「ワンマン・ワンエンジン」哲学のもと、厳格な品質基準に従って、ひとりのマイスターが一基のエンジンを最初から最後まで責任を持って手作業で組み上げるという生産方式を採用している。 M139エンジンに組み合わされるAMGスピードシフトDCT8速デュアルクラッチトランスミッションは、全速度域でのきわめて自然な加速性能に加え、素早いシフトとシフトアップ時の最適なギアのつながりが得られるようにセッティングされ、俊敏、かつダイナミックで気持ちの良い加減速を実現したという。 エグゾーストシステムには自動制御のフラップを装備しており、選択したドライブモードに応じて、バランスの取れた音色から、ドライバーの感性を刺激するモータースポーツ譲りのエグゾーストサウンドまで切り替えを行うことが可能となった。