フレデリック 夢は武道館、ワールド記念ホールワンマンで両親に幸せ倍返し
新曲「オンリーワンダー」で一人ひとりにエールを届けたい
6月15日リリースの新曲「オンリーワンダー」は、イントロから飛ばしまくりのサウンドと韻を踏む歌詞との疾走感と相まって、一度聞くだけで頭から離れない。ミュージックビデオには女子高生応援団が登場し、「扉を開けるのは君じゃないのか」「一番になんかならなくたって君が笑ったんだ」など、頑張っているとき、落ち込んでいるとき、様々な場面で元気がもらえそうな曲だ。 三原(康)「頑張っている人の背中が押せる、エールになるような曲が作りたくて。ずっとみんなに届けたくてライブをやっているんですけど、いろいろな人がいる中で、その中の一人ずつに大切な曲だと思ってもらえたらいいなという気持ちを込めました。ライブで俺たちだけじゃなくて、みんなを応援しながら、一緒に楽しめるものができたと思います」 彼らの楽曲はアッパーな楽曲が多く、フェスなどでは観客を喜ばせるのはお手のものだ。もちろん楽しんでもらえるのが大前提だが、今後は違うタイプのライブにも挑戦してみたいという。 三原(健)「夏とかフェスで盛り上がって、みんなで楽しむのもいいんですけど、これからはもっとじっくり聞いてもらえる席が指定されているホールでもやってみたいです。じつはメロディーも聞いてみたら、こういう仕掛けがあったんだ、こういうことを歌っていたんだっていう、違う視点で見てもらえるライブをしてみたい」
これからどこへ向かっていくのか
活動拠点は関西エリア中心から、全国区へ。まだまだ全力疾走が続きそうなフレデリックだが、これから彼はいったいどこへ向かって走っていくのだろうか。バンドの未来を個人的な視点で語ってもらった。 三原(康)「ぼくはずっと長く聞いてもらえる、歌い継がれる曲っていうのが好きだったんで。ずっと親が聞いていたような、ずっとカラオケで歌われる曲ってあるじゃないですか。アニメの歌とかサザンオールスターズ、J-POPシーンで聞かれるような曲をつくるのが、作曲者としての野望がずっとあります。アニメ『暗殺教室』の楽曲提供では、いま一つ夢がかなった。アニメの曲は長く愛されて、記憶されていくもの。長く長くいつまでも世に残るような」 赤頭「楽しく続けられたら、いいなと」 三原(康)「隆児らしい!」