「地震発生でホームから避難する人たちが階段で転倒」を想定 今月16日開業の北陸新幹線・加賀温泉駅で災害想定した総合訓練
北陸新幹線の敦賀延伸まであと10日。石川県加賀市の加賀温泉駅では消防などによる地震を想定した訓練が行われました。 【写真を見る】「地震発生でホームから避難する人たちが階段で転倒」を想定 今月16日開業の北陸新幹線・加賀温泉駅で災害想定した総合訓練 訓練は、北陸新幹線の加賀温泉駅開業を間近に控え、関係機関の連携を強化することを目的に行われ、JR西日本や大聖寺警察署、加賀市消防本部からおよそ70人が参加しました。 北陸地方を震源とする震度5弱の地震が発生し、ホームから避難しようとした人たちが階段で転倒し、多数の負傷者が出たという想定で行われました。 加賀市消防署 宮岡正明署長 「訓練することにより、JR西日本・消防・警察・関係機関が初動を確認できたことが良かった。16日の開業に向けて全国からの観光客を迎える安全(管理)を行っていきたい」 加賀市消防本部は、新幹線開業にあわせてこれまでJRや警察と協力し、研修会や新幹線の線路内での訓練などを行っています。
北陸放送