半導体人材育成は中学生から 熊本・水俣市で講座 アスカインデックスが初企画
半導体人材育成を手がけるアスカインデックス(東京)の水俣市の研修施設で4月21日、市内の中学生と保護者を対象にした講座があり、親子10人が半導体の基礎を学んだ。市が同社などと昨年11月に結んだ半導体の人材育成に関する連携協定に基づき、初めて企画した。 熊本の教育・子育て
参加した中学生は、同社の担当者からプラズマボールを使って電子の動きを学び、半導体が使われている製品の説明を受けた。クリーンルームに移動して製造工程を見学。その間、保護者は半導体市場の動向や国内半導体関連企業の業務などの説明を受けた。 将来、半導体関係の仕事に就きたいという緑東中1年の男子生徒は「クリーンルームには見たことない機械がたくさんあって、面白かった。新しい発見ばかりだった」と話した。(久保田尚之)