“副業”も順調!? 競馬を愛する競輪選手がニヤリ「イクイノックスと同じ」
いわき平競輪場のナイター競輪「東京スポーツ杯(F1)」が16日に開幕する。10RのS級予選に出場する小林大介(46歳・群馬=79期)に話を聞いた。 小林大介は昨年9月の立川記念で鎖骨を骨折。11月の大垣G3から復帰したが、復帰後の4場所は精彩を欠いていた。 「ケガが治ってからすぐに走り始めたので明らかに練習不足でした。さすがにこのままズルズルいったらマズイと思ったので、一度立て直して今期初戦の岸和田に向けてしっかり練習をやりました」 その岸和田は「自信がちょっとあった」ようで、初日こそ6着だったが、2日目の予選2では見事な中割りを決めて1着となり高配当を演出。着に絡んだのは4日間のうち2日目だけだったが、シリーズを通しての動きは明らかに軽快だった。 「岸和田のあとに体調を崩してしまったけど、なんとか大丈夫だと思う。今は点数がないし我慢の時期なので初日は(埼京の後ろで)3番手。でもある程度の位置を回れれば(突っ込んで)いける気がします」といつも以上にニヤニヤしながら意気込みを語った。 ちなみに「一口持ってる馬がこの前、新馬勝ちしたんですよ。父がキタサンブラック、木村哲也きゅう舎で、イクイノックスと同じ。これからが楽しみ」と“副業”も順調なようだ。(netkeirin特派員)