【急降下】「猛暑日の街」太宰府市にも秋が来た 真夏日から一転 日中の気温は20℃に届かず 半袖の観光客は戸惑い 参道の店は「いよいよ梅が枝餅の季節」 福岡
FBS福岡放送
2日、福岡市中央区では気温が18.4℃まで下がるなど、県内各地で今シーズン最低の気温を観測しました。前日には真夏日を記録した一方で、2日は日中も気温が上がらず、肌寒さを感じる一日となりました。
■白野寛太 記者 「午前9時前の福岡市・天神です。手元の温度計は21.7℃を指していて、雨の影響もあってか少し肌寒く感じます。」 朝、福岡市・天神では長袖の上着を羽織った人の姿が見られました。最低気温は福岡市中央区で18.4℃、北九州市八幡西区で17.8℃など、県内11の観測地点で今シーズン最低となりました。 ■街の人 「最初、半袖で出ていました。寒くてジャケットを取りに戻りました。」 福岡市では日中の気温も19℃前後で、前日の真夏日から一転、10℃以上も低くなりました。
ことし、35度以上の猛暑日が62日となり、国内最多記録をたたき出した"猛暑日の街”、太宰府市でも気温が上がらず、午後2時すぎに今シーズンの最低気温17.4℃を観測しました。 ■観光客 「きのうまでは暑くて、きょうは半袖では肌寒い。半袖しか持ってきていない。急だからびっくりしました。」 観光客が手にしていたのは、焼きたてあつあつの梅ヶ枝餅です。 ■観光客 「急に寒くなりました。お餅が熱いのでなんとか。温かいから。」 これまでの暑さでなかなか売り上げが伸びなかった梅ヶ枝餅ですが、ようやく気温が下がり、店は売り上げアップを期待していました。 ■茶房きくち 店主・菊地裕子さん 「きょうは寒いぐらいですが、いよいよ梅が枝餅の季節だと期待しています。」
日本気象協会によりますと、週末から来週初めは真夏日が戻って蒸し暑くなる見込みで、体調管理に注意が必要です。