岩本照「皆様をエネルギーで満たす自信がある」、再演「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」スタート
Snow Manの岩本照が主演を務める「ミュージカル『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』」が、昨日8月19日に東京・東京国際フォーラム ホールCで開幕した。 【画像】「ミュージカル『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』」より。(撮影:伊藤智美)(他4件) 本作は、フランク・W・アバグネイル・Jr.の自伝小説「世界をだました男」をもとに製作された映画「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」のミュージカル版。今回は2022年公演に続き、岩本が天才詐欺師フランク・ジュニア役で主演を務め、上田一豪の演出・翻訳・訳詞で上演される。 開幕に先駆けて行われたプレスコールでは、劇中より「Living In Living Color」「ジェット・セット」の2曲が披露された。囲み取材に登壇した岩本は、再演決定の際の思いを聞かれ、「純粋に嬉しかったです。ぜひやらせてくださいと即答しました。そこから初日を迎えるまですごく早かった。それだけ充実した日々を過ごさせてもらったと思います。僕はこう演じようとあまり決めこまず、周りのキャストたちが投げてくるエネルギーを受け取り、それをぐちゃぐちゃにしている感覚です。割とキャッチャータイプ」と自身を分析。作品について、「嘘のような本当の話で、とんでもなくエネルギーの強い作品です。みんな初心の気持ちを忘れずに、一丸となって作ってきたので、観客の皆様をエネルギーで満たす自信があります。ぜひ劇場に足をお運びいただきたいです」と語った。 フランク・ジュニアを追いかけるFBI捜査官カール・ハンラティ役の吉田栄作は、「岩本くんとは前回のコンビネーション、信頼関係もありますし、仙名さんを含め新キャストの風も吹いて、さらにワクワクした作品になると思います」と期待を述べた。また、初参加となるブレンダ・ストロング役の仙名彩世は、「華やかなナンバーやワクワクするシーンがたくさんある作品。出演を知って素直に嬉しかったです」とコメント。上田は「初演の稽古は皆さんマスクをつけるなどかなり制約がありましたが、今回はキャラクターの内面や、実際に生まれる芝居、空気感を丁寧に確認できて、キャラクターをしっかり掘り下げられたと思います。岩本さんと仙名さんのお二人と一緒に作るのはチャレンジも多く、楽しかったです。セットがよりゴージャスになっていますので、そこもぜひお楽しみいただけたら」と自信をのぞかせた。 そのほか、本作には岸祐二、生田智子、阿部裕、春野寿美礼らが出演する。上演時間は約2時間40分。東京公演は9月8日まで。その後、13日から17日まで大阪・オリックス劇場でも上演される。 ■ ミュージカル「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」 2024年8月19日(月)~2024年9月8日(日) 東京都 東京国際フォーラム ホールC 2024年9月13日(金)~2024年9月17日(火) 大阪府 オリックス劇場 □ スタッフ 脚本:テレンス・マクナリー 作曲:マーク・シャイマン 作詞:マーク・シャイマン / スコット・ウィットマン 演出・翻訳・訳詞:上田一豪 □ 出演 岩本照 / 仙名彩世 / 岸祐二 / 生田智子 / 阿部裕 / 春野寿美礼 / 吉田栄作 / 鎌田誠樹 / 伊藤広祥 / 中谷優心 / 可知寛子 / 清水彩花 / 榎本成志 / 尾関晃輔 / 輝生かなで / 菊地まさはる / 鈴木満梨奈 / 田中真由 / 中嶋紗希 / 元榮菜摘 / 山田美貴 / 横山達夫 / りんたろう