択捉島と結ぶ“定期航空路線”開設 ウラジオストクからの第一便が出発
ロシア極東ウラジオストクと北方領土・択捉島を結ぶ定期航空路線が開設され、7日、ウラジオストクからの第一便が出発しました。
開設された定期航空路線は6日に北方領土・択捉島からの便が到着し、7日はその折り返し便がウラジオストクから出発しました。ウラジオストク空港では記念撮影会が行われ、就航を祝いました。
現地時間午前11時半発の初便には16人の客が搭乗し、択捉島に戻るという男性は、「これまでサハリン経由だったが大変便利になった」と述べました。
また、ウラジオストクに住む夫婦は「初めて行きます。温泉に行ったり火山を見たり、釣りをしたい」としています。
北方領土への航空便はこれまでサハリン州からしかありませんでしたが、オーロラ航空は今後、ウラジオストクと結ぶ便を毎週一往復させるとしています。 ロシア政府は、北方領土を含む極東開発に力を入れていて、外国企業を含め投資を呼びかけていました。