複数の目撃情報があったものの…「刃物を持った男」は確認されず 警察は「捜査の結果、事実でない」と結論 神戸・須磨区
神戸市須磨区で、刃物のような物を持った男の目撃情報が相次いで寄せられましたが、警察は25日、そのような男はいなかったと発表しました。 1件目の目撃は23日午後4時15分ごろ、神戸市須磨区の歩道橋で、小学生のきょうだい(姉と弟)が、刃物のような物を持った男を確認しました。 2件目は23日午後5時ごろで、1件目の現場から約1.5キロメートル離れた須磨区の名谷公園でした。 小学生の男の子が自転車に乗っていたところ、刃物のような物を持った男に30mほど追いかけられたというもので、男の子にはけがはありませんでした。 男について、きょうだいは「60~70代くらいの男で身長は約170センチメートル」「黒い長袖シャツに茶と白のズボンを着て、茶色のエコバッグを持っていた、エコバックに刃物のような物をしまうのを見た」と話し、男の子は「40~50代くらい」と話していたということです。 その後、警察が2件の目撃情報をもとに周辺を捜査し、防犯カメラを確認しましたが、いずれも不審な男は映っていなかったということです。 警察は25日、刃物のような物を持った男について、「捜査の結果、事実でないことが判明した」と発表しました。 男の子らが悪意をもって届け出たとは考えていないとしています。
ABCテレビ