海外メディアも渋野日向子の全英女子Vを絶賛「恐れを知らないスマイリング・シンデレラ」「ファンの心をつかむ」
米国のスポーツ専門誌のスポーツイラストレイテッド誌も「20歳の『スマイリング・シンデレラ』、渋野が全英女子オープンで勝利」との見出しを取って報じた。 「渋野は今週まで日本国外のゴルフ大会でプレーしたことはなかった。いや、それだけではない。彼女はメジャー大会でのプレーさえ経験したことがなかったのだ」と、米メディアらしい表現で、このサプライズVを伝えた。 「彼女のゴルフはただ良い方向へと進んでいった。コース上での喜びにあふれた姿勢から『スマイリング・シンデレラ』のニックネームを持つ20歳(の渋野)は、AIG全英女子オープンでの優勝をつかむために、最後の72ホール目で18フィート(約5.5メートル)のパットを力強く決めた」と優勝シーンを報じた。 記事は「渋野と今シーズンにトップ10に入ったことが1度のみだったサラスの2人はウォバーン・ゴルフクラブの午後のプレーが大混戦となり、面白くなっていく状況で、一打一打進めていった。渋野は、4日間を通じて前半9ホールをイーブンパー、後半9ホールを18アンダーで回った。最後の9ホールを2選手は合わせて8アンダーで回った」と後半の激戦の様子を伝え、渋野の優勝を称賛した。