【1週間「毎日2万歩」歩いてみた!】私に起きた3つの変化
エイプリルという女性は、2024年に入ってから毎日1万歩を歩くことを達成している。彼女は会社から約4km離れた場所に住んでおり、通勤は主に徒歩で行っている。車を持たず、タクシーを利用することは経済的に負担が大きいため、徒歩が最も合理的な選択である。徒歩での通勤には約40分かかり、これにより1日9000歩を稼ぐことができるため、1万歩の目標達成が容易である。 【写真】夕食後に毎日15分歩いたら起こった5つの変化 しかし、5カ月間この生活を続ける中で、エイプリルは他のフィットビット仲間と比較して自分の努力が不足していると感じるようになった。仲間には在宅勤務をしている人や長時間車を運転する人が多く、皆が同じかそれ以上の歩数を記録している。そこで、彼女は自身の歩数を倍増させることを決意し、コンフォートゾーンから抜け出すことを目指した。その結果、何が起きたかというと......? ※この記事はアメリカ版ウィメンズへルスからの翻訳をもとに、日本版ウィメンズヘルスが編集して掲載しています。
少ない時間で多くのことが成し遂げられた
疲れているときに運動すると活力が高まるという話には、エビデンスが数多くあることは分かっていても、正直少し呆れていた。疲れを取るために疲れることをするというのは、矛盾しているような気がする。 でも、このチャレンジをしてからは、そんな疑念がすっかり晴れた。体を追い込めば追い込むほど、集中力がアップすることに気付いたからだ。このチャレンジ期間中は、ウォーキングや運動に割く時間を増やさなければならなかったけれど、成し遂げたことはいつもの倍。仕事の課題を難なく終えて、何週間も先送りにしていた用事を済ませ、1日で本を1冊読み切った。知らぬ間に、1日のカフェイン摂取量も激減していた。これは、コーヒーでエネルギーを補給する必要性を感じなくなったから(最近は炭酸のエナジーウォーターが気に入っているけれど)。
睡眠の質が上がった
いくら生産性が高まったとはいえ、このチャレンジ期間中は驚くほど体が疲れた。これは良いこと。1日2万歩から来る疲れは満足感のある疲れ。この1週間は、筋肉の痛みと疲労を感じながら毎晩早くベッドに入ったけれど、これがまた最高に気持ち良かった。このチャレンジに体が付いてきてくれたのはありがたいこと。心も体も充電の準備ができていたので、以前のようになかなか寝付けないこともなかった。
前向きに考えられるようになった
幸せで健康な人生を送るカギは前向きさにあると思う。でも、物事の明るい面を見るのは時として難しく、私自身、些細なことで負のスパイラルに陥ることも少なくない。 このチャレンジ期間中の日曜日、いつも通りの雑用と用事を済ませた私は、家に着いてからドライクリーニングを取りに行くのを忘れていることに気付いた。最初は自分のミスを責めたけれど、この状況を利用すればもっと歩数が稼げるということに気付いて、すぐに気持ちを切り替えた。靴を履き直し、玄関を出る頃にはすっかり笑顔。このチャレンジは、前向きに考えるのは意外と簡単だということを私に思い出させてくれた。