＜浦和・柏＞後半、ゴールを決め喜ぶ浦和・チアゴ・サンタナ（左）（撮影・西海健太郎）

　◇明治安田J1リーグ第25節　浦和1―0柏（2024年10月23日　埼玉） 　浦和はホームで柏と対戦し1―0で勝利した。連敗を4で止め、5試合ぶりの白星を挙げた。 【写真】＜浦和・柏＞前半、試合に臨む浦和・西川（中） 　MFサミュエル・グスタフソンとFWブライアン・リンセンが9月のFC東京戦以来のスタメン。3試合連続で先発出場していたMF原口元気と7月の京都戦からスタメン出場が続いていたMF関根貴大はベンチスタートとなった。 　8月に雷雨のため中止となった代替試合。前半からボールを保持する展開が続くも、なかなか決定機を作れず。前半22分には、こぼれ球に反応したリンセンがシュートを放つも、ゴールとはならなかった。そのまま得点を奪えず、前半を0―0で折り返した。 　後半3分、相手のコーナーキックからのヘディングシュートを主将のGK西川周作がセーブ。同11分にはDF石原広教からのクロスにリンセンが頭で合わせるも、相手にセーブされた。同51分に相手のハンドでPKを獲得。FWチアゴ・サンタナが確実に決めて先制した。マチェイ・スコルジャ監督は試合前に「モチベーションは大事なところ。しっかりと戦術的なところを実行していきたいと思う。守備のセットプレーも戦術の一部」と語っていた。9月のG大阪戦以来の無失点で逃げ切った。