プレミア12の大会方式、1次ラウンド上位2チームが勝ち上がり…延長タイブレイクも採用
11月9日に開幕する野球の国際大会「ラグザス プレミア12」は今年で3回目の開催となる。日本代表「侍ジャパン」は第1回大会で3位、第2回大会で優勝し、今大会で連覇を狙う。初戦は13日だ。大会方式と主なルールは以下の通り。(デジタル編集部)
大会期間
2024年11月9日~24日
大会方式
1次ラウンド(オープニングラウンド)は、出場12チームが6チームずつ2組に分かれて総当たり戦を行い、各組の上位2チームずつが、2次ラウンド(スーパーラウンド)で総当たり戦を戦う。スーパーラウンドの1位と2位が決勝を、3位と4位が3位決定戦を行う。1次ラウンドのA組はメキシコで、B組は日本(名古屋市)と台湾で行われ、スーパーラウンド以降の試合は東京ドームで行われる。出場するのは、2023年末現在の世界ランキング(カッコ内数字)の上位12チーム。
A組 メキシコ(2)、アメリカ(3)、ベネズエラ(6)、オランダ(7)、パナマ(10)、プエルトリコ(12)B組 日本(1)、韓国(4)、台湾(5)、キューバ(8)、ドミニカ共和国(9)、オーストラリア(11)
総当たりラウンドの順位決定方法
同じ勝敗数のチームは以下の項目で順位を決定する。
(1)当該チーム間の直接対戦の成績(2)当該チーム間のTQB(※1)が大きい方が上位※1 トータル・クオリティー・バランス=得点÷攻撃イニング数から、失点÷守備イニング数を引いた数値(3)当該チーム間のER(相手の自責点による得点÷攻撃イニング)-TQB(※2)が大きい方が上位※2 ERから、TQBを引いた数値(4)当該チーム間の打率(5)コイントス
タイブレイクとコールドゲーム
9イニングで決着がつかなかった場合は延長十回からタイブレイク方式(無死1、2塁で前の回からの継続打順)を採用。引き分けなし。 コールドゲームは1次ラウンド(オープニングラウンド)のみ採用。五回で15点差以上、七回で10点差以上。
その他
指名打者制がある。ピッチクロック(走者なしの時20秒)。予告先発がある。