あまりにもガッカリ…。23/24、プレミアリーグ期待外れイレブン【FW】デビューは12月…。離脱期間が長すぎた元得点王
2023/24シーズンのプレミアリーグではリーグMVPを獲得したマンチェスター・シティのフィル・フォーデンを筆頭に多くの選手が輝きを放った。その一方で期待を大きく裏切った選手もいる。今回はフットボールチャンネル編集部が選んだ2023/24シーズンのプレミアリーグ期待外れイレブンをポジション別に紹介する(データは『Sofa Socre』を参照)。 【画像】23/24シーズン、プレミアリーグ期待外れイレブン
FW:クリストファー・エンクンク(チェルシー) 生年月日:1997年11月14日 リーグ戦成績:11試合3得点0アシスト 今シーズンのチェルシーが予想以上に苦しんだ理由の1つが開幕前からの怪我人続出だ。中でも昨季のブンデスリーガ得点王で、補強の目玉として期待されていたクリストファー・エンクンクのプレシーズンでの負傷は未完成だったチームの攻撃陣に大きなダメージをもたらした。 このフランス代表FWは得点王を獲得した昨シーズンも外側側副靱帯断裂と肉離れの大怪我を負っており、以前からスペ体質な部分が懸念されていた。ただ、当初の不安よりも稼働率が悪く、膝の負傷で開幕前から11月までの長期離脱を余儀なくされると、そこからコンディションを上げるのにも苦戦して、新天地デビューは12月にまで先延ばしに。ようやく試合に出場し始めたかと思われたが、1月に股関節の怪我を負い、3月にはハムストリングを負傷した。 その結果、1年目の今季はプレミアリーグでわずか11試合の出場に留まり、先発出場はたったの2回のみと期待を大きく裏切った。パフォーマンス面よりも怪我による離脱なため致し方ない部分もあるが、あまりにも脆すぎる。食生活を大きく変えてスペ体質を克服したウェストハムのミカエル・アントニオのように根本的な改善が必要かもしれない。
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