広島・新井貴浩監督

■プロ野球　広島0ー3阪神　延長10回 （2日　マツダスタジアム） 広島は阪神に延長戦の末に敗れ今季13度目の完封負けで2連敗、37勝30敗4分の貯金7となった。0ー0で迎えた10回、3番手・島内が梅野を空振り三振も小幡に四球、途中出場・島田にエンドランを掛けられ右安打、野間の三塁への悪送球がカメラマン席に入り痛恨1点を失う。さらに近本にレフトオーバーのタイムリーツーベースを弾き返され、0ー2となり島内は降板。代わった4番手・河野が中野にもライトへタイムリーを運ばれた。 10回の攻撃は阪神5番手・ゲラの前に1死から代打・堂林が四球、秋山が右安打で1死一・二塁から野間も中安打で1死満塁から代打・松山は二ゴロ併殺打に終わった。島内は5敗目（5勝）。 先発・森下暢仁（26）今季11度目の登板、試合前まで6勝3敗、防御率1.58。前回の6月25日・ヤクルト戦（マツダスタジアム）は9回を91球、2安打、無四死球、4奪三振の無失点で自身初のマダックスで今季初・自身6度目の完封勝利を挙げた。今季の阪神戦は2度目、前回の5月22日（マツダスタジアム）は7回を6安打2失点で負け投手。阪神には22年4月9日に勝って以来、9度の対戦で6連敗中だった。 森下は1回、近本を空振り三振、中野を左飛、森下を見逃し三振と3人で退けた。 スタメンは1番センター・秋山、2番ライト・野間、3番レフト・上本、4番サード・小園、5番ファースト・坂倉、6番セカンド・菊池、7番ショート・矢野、8番キャッチャー・會澤、9番ピッチャー・森下のオーダーを組んだ。 阪神の先発・才木に1回、秋山は空振り三振、野間は一ゴロ、上本は空振り三振の三者凡退に終わる。 森下は2回、先頭・大山に左安打も前川、佐藤輝、梅野と全て中飛に打ち取った。2回の攻撃に先頭・小園の投ゴロを才木が一塁へ悪送球、ライト森下のベースカバーを遅れ無死三塁と絶好の先制機に。坂倉は三邪飛、菊池は投ゴロ、矢野は二直で得点を挙げらず。 森下は3回を三者凡退、4回2死から大山に四球、前川に左安打で一・三塁のピンチで佐藤輝を遊ゴロに仕留める。 打線は3回は3人で終わり4回も野間が遊ゴロ、上本も遊ゴロ、小園は二飛と4回までノーヒットに抑えられる。 森下は5回、梅野、小幡、才木を三者連続3球で空振り三振に斬って取った。5回の攻撃も坂倉は一ゴロ、菊池は二飛、矢野は空振り三振で5回まで無安打。 森下は6回、近本、中野、森下の1番からの打順を3人で退ける。6回の攻撃に先頭・會澤がセンターへ初安打、森下のバントは二塁で封殺、秋山は空振り三振、野間は四球で2死一・二塁で上本は三ゴロで先制できず。 森下は7回1死から前川に右安打、佐藤輝を中飛、梅野を三直に打ち取った。打線は7回も小園が左飛、坂倉は二直、菊池は四球、矢野は遊直に終わった。 森下は8回、先頭・小幡に左安打、代打・島田のバントを會澤が二塁に野選で無死一・二塁に。近本の中飛で1死一・三塁から中野を空振り三振、森下を右飛に抑えた。森下は8回を125球、4安打1四球9奪三振の無失点で降板。 8回の攻撃は阪神2番手・石井に先頭・會澤が投内安打で代走・大盛、代打・宇草の犠打で1死二塁に。代わった阪神3番手・桐敷に秋山は三ゴロ、野間は死球で一・三塁も上本は右飛で本塁が遠い。 9回は2番手・栗林が大山、前川、佐藤輝を三者連続空振り三振に斬って取った。9回の攻撃は1死から坂倉が中安打も菊池は右飛、矢野は左飛に凡退していた。