「信念は今も変わらないが、時間と多大な努力が必要」古巣マン・Uを指揮するファン・ニステルローイ氏が燃える
マンチェスター・ユナイテッドの暫定監督を務めるルート・ファン・ニステルローイ氏は、チームには時間と努力が必要だと説いている。『BBC』が伝えた。 今季はプレミアリーグ開幕9試合で3勝2分け4敗、14位に沈んでいるマンチェスター・U。そして先日、エリック・テン・ハーグ前監督が解任され、コーチを務めていたファン・ニステルローイ氏が暫定的に指揮を執ることに。初陣となったリーグカップ4回戦では、レスター相手に5-2の勝利を収めている。 2001年~2006年までプレーヤーとして在籍したファン・ニステルローイ氏だが、そんなレスター戦の前のプログラムノートで「私がエリックのアシスタントとして昨夏に復帰したのは、プレイヤー時代に知っていたレベルまでマンチェスター・ユナイテッドが這い上がれると信じているからだ」とコメント。続けて「その信念は今も変わらないが、それには時間と多大な努力が必要だ。今季、チームの可能性は時折見られたが、十分ではなかった」とし、チームが成長を遂げていくにはまだまだ必要なることがあると述べている。 なおマンチェスター・Uは現在、スポルティングCPを指揮するルベン・アモリム監督との接触が伝えられており、すでに契約解除金を支払う意思を見せていることが発覚している。仮にアモリム監督が正式な指揮官に就任した場合、ファン・ニステルローイ氏が残留するかは不透明だと伝えられていた。 それでも「暫定でも、どのくらいの期間を任されるかわからない。だが、私が愛するクラブの監督を務めることは大変名誉なことだ」と語り、古巣の指揮に誇りを感じているようだ。