日本共産党・山添拓参院議員が語る自民党の裏金問題!国会でどう追及する?再発防止策は?選挙ドットコムちゃんねるまとめ
ここで、MC乙武は金額で線引きすることの難しさに言及。単純なミスも発生しうる中で、悪意のある裏金作りと区別するポイントはどこにあるのでしょうか。 山添氏は、今回の事件については派閥ぐるみで行われていたという組織性がポイントになるとコメントします。さらに記載しないことを前提として行われていた悪質性、20年近く行われていたという継続性をもって、ミスとは区別することができると説明しました。 山添氏「単なるミスではないといくつかの角度で言えれば、金額の多寡ではなく立件すべき事案は定まってくると思います」
今後、この問題について山添氏はどのように国会で追及していくのでしょうか。MC乙武の問いに対し、山添氏は「本質をそらさないように、そして論点ずらしをさせないようにということを心がけないといけない」とコメント。 派閥の解散は政治とカネの問題を根本的に解決するものではないとし、政治資金パーティーという企業団体献金の抜け道をどう規制していくかという議論と、その前提となる全容解明に取り組みたい、と語りました。 また、裏金の使途について問われると、山添氏は「買収ではないか」と推測。河井夫妻選挙違反事件や桜を見る会、直近では柿沢未途氏の江東区長選挙を巡る事件と地続きにあるものとの見方を示しました。 山添氏「選挙対策としてのお金だと疑われても仕方ないと思いますね」
また、最近語られることが多くなった「政治は金がかかる問題」については、山添氏はポスターや街宣車など政治活動のために必要な金は当然あるとしつつ、買収に使うような金は不要なものだと断言しました。 山添氏「(選挙の時にお金が)かかりましたでしょ?」 MC乙武「めっちゃかかりますね!」 MC乙武は2022年の参院選に際し、3500万円ほどかかったとのこと。それを個人の寄付でまかなったことに言及すると、山添氏は「やっぱり政治のお金というのは、その政治家を誕生させたいとか、その政党を応援したいという1人1人の意思で支えるべき」とコメント。 企業や団体が献金できる状況は政治のゆがみにつながるものであり、正されるべきだと語りました。