日本共産党・山添拓参院議員が語る自民党の裏金問題!国会でどう追及する?再発防止策は?選挙ドットコムちゃんねるまとめ
YouTube「選挙ドットコムちゃんねる」では、毎週選挙や政治に関連する情報を発信中です。 2024年2月3日に公開された動画ではゲストに日本共産党参院議員の山添拓氏をお招きし、自民党の裏金問題について語っていただきました。 裏金問題どう追及する?政治にお金は必要なの? 【このトピックのポイント】 ・3000万円のボーダーライン、会計責任者のみが責任を問われる状況は納得しがたい ・単純な記載ミスとは組織性、悪質性、継続性などで区別することができる ・政治献金は企業団体ではなく、個人によるものを中心に据えた制度にするべき
山添氏のプロフィールは以下の通りです。 被選挙権が30歳の参議院において、31歳で初当選を果たした山添氏。政治家になろうと思っていたわけではなく、共産党の東京都委員会からの要請にこたえる形で出馬を決めたとのことです。 共産党で自分から政治家になろうという人は少ないという話にMC乙武洋匡が驚きを見せると、「共産党で議員になっても金が集まるとか、楽になるとか、天下り先があるとかありませんから」とコメントし、笑いを誘いました。
今回は以下の質問からいくつかピックアップして山添氏に回答していただきました。
自民党裏金問題 どう追及する?
自民党の政治資金パーティー問題で数名が立件されていますが、安倍派幹部は全員不起訴となっています。 山添氏は検察審査会など今後の手続きに言及しつつ「刑事責任をいったん免れたからと言って説明責任が果たされているわけではないですし、政治責任は当然別の問題だと思う」とコメント。事件の全容を明らかにすることが必要だと語りました。 安倍派議員の立件が3名に留まったことについて山添氏はまず、収支報告書の不記載金額3000万円が立件のボーダーラインと言われている点に言及。 2023年10月から始まったインボイス制度を挙げ、「年収1000万未満の事業者も課税対象になる。だったら1000万円の裏金を作っていた人がなぜ放免されるのかは、納得いかないんじゃないですかね」とコメントし、今後の検察審査会などによってそのラインが変化する余地はあるとしました。 また、安倍派幹部を中心に会計責任者のみが責任を問われている状況については「普通は理解しがたい」と山添氏。議員が責任を問われない法律の仕組みについては、法のあり方が問われるテーマだと指摘しました。