【水冷単気筒の新型ロードスポーツ】ロイヤルエンフィールドが「ゲリラ450」を発表! エンジンはDOHC4バルブで、電子制御スロットル採用だ!!
2024年7月17日、ロイヤルエンフィールド(ROYAL ENFIELD )は新型オンロードモデルの「ゲリラ450(GUERRILLA 450)」を発表しました。価格は欧州で5290~5540ユーロ、英国で4850~5050ポンドとなっています。 【画像16点】ロイヤルエンフィールドが水冷でDOHC4バルブ!? 新型ロードスポーツ「ゲリラ450」を写真で解説 英国で生まれ、インドで成長したロイヤルエンフィールドは、バイクを製造しつづける世界最古のモーターサイクルメーカーです。現在では年間90万台という脅威の生産規模を誇り、これは250cc~750ccのミドルクラスにおいては世界トップの規模! このセグメントにおいては最も勢いのあるブランドと言えるでしょう。 ロイヤルエンフィールドは長年、空冷エンジンのみをラインアップしてきました。しかし2023年、ついに水冷単気筒エンジンをアドベンチャーモデル「ヒマラヤ450(HIMALAYAN 450)」に搭載。今回発表されたゲリラ450は、その水冷エンジンを搭載したプレミアムロードスターモデルなのです。 ゲリラ450のスタイリングは、ネイキッドともスクランブラーとも言えるクロスオーバーな雰囲気を持っています。彫刻的な造形の燃料タンク、流麗なサイドからテールへのラインなどに、筆者は「ストリート寄りにカスタムされたネイキッド」という印象を持ちました。ロイヤルエンフィールドのラインアップの中では、かなりスポーティなスタイリングになっています。 ホイールは前後17インチで、タイヤはオフロードも意識したトレッドパターン。銘柄はCEATのGRIPP XL RAD STEELです。ハンドルは高めで乗車姿勢は立ち気味。ロングツーリングでも疲労は少なそうですね! エンジンはシェルパ450(Sherpa 450)と呼ばれる452ccの水冷単気筒DOHC4バルブを搭載します。最高出力は40馬力/8000回転、最大トルクは40Nm/5500回転。基本構造はヒマラヤ450から変更はなく、リヤのスプロケットのみ47丁から45丁に変更。リヤタイヤはヒマラヤ450もゲリラ450も17インチです。 開発担当者によると、エンジンの基本構造は変更していませんが、セッティングは大きく異なるとのこと。アクセル入力に対し、よりレスポンスの良い元気な加速特性になっているようです。 強くしなやかなスチール製ツインスパー・チューブラーフレームはヒマラヤ450に近いものですが、ほとんどの部分が専用設計。フロントフォークはSHOWAの正立式でインナー径は43mm、リヤはシングルショックのリンク式です。