【水冷単気筒の新型ロードスポーツ】ロイヤルエンフィールドが「ゲリラ450」を発表! エンジンはDOHC4バルブで、電子制御スロットル採用だ!!
プレスリリースによると、「高性能なエンジンとシャシーによりあらゆるキャリアの世界中のライダーがスポーツライディングの楽しさを再認識できるモデルです。また、エンジンとシャシーの特性を磨き込むことで、扱いやすい出力特性とハンドリングを獲得、日常からツーリングまで快適なライディングを実現します」とのことです。 このゲリラ450について、ロイヤルエンフィールドの親会社であるアイシャーモーターズ・リミテッドのマネージング・ディレクター兼CEOのSiddhartha Lal(シッダールタ・ラル)は次のようにコメントしています。 「ゲリラ450はロードスター・カテゴリーに対する我々のチャレンジ精神そのものです。ゲリラ450のシェルパ450プラットフォームは先進的な技術と開発メゾットによって高いパフォーマンスと多様性を兼ね備えており、ゲリラ450ではスタイリングはもちろんエンジンやシャシーをロードスターに適したキャラクターに仕上げ、その高いスポーツ性と、日常的な扱いやすさや快適性の高い次元でのバランスを実現させました」 また、ロイヤルエンフィールドのCEOであるB Govindarajan(B・ゴビンダラジャン)は次のように述べています。 「ゲリラ450はロードスター・カテゴリーのゲームチェンジャーになると確信しています。シェルパ450プラットフォームの構想が完成したとき、我々はそれを使ってアドベンチャー・ツアラーと極上のロードスターの姿を同時にイメージしていたのです。したがってこの2つのモデルは同時に開発を進め、ゲリラ450は単気筒でありながらパワフルでスムーズなエンジンと軽量スリムでコンパクトな車体の特性を活かし、ロードスターらしい軽快な乗り味を追求しました。きっと世界中のライダーの心を掴み、モーターサイクルでスポーツする楽しさを広めてくれるでしょう」 この2人のコメントにあるように、ゲリラ450は扱いやすいスポーティさを持った軽快なロードモデルとなっているようです。ロイヤルエンフィールドは常に「バイク本来の楽しさ」を追求しています。このゲリラ450も複雑すぎる電子制御などは入っていませんが、バイクを操る根源的な喜びを存分に感じさせるモデルになっていると思われます。 さて、気になる価格は、欧州(ドイツ)で5290~5540ユーロ、英国で4850~5050ポンドとなっています。 日本には、これは本誌の予想ですが、おそらく90万円以下になるのではないかと思われます。 日本への導入は2025年なのでもう少し先になります。 ゲリラ450は、450ccという普通二輪免許オンリーのライダーには手が届かず、大型二輪免許保持者には中途半端な排気量です。しかし、そのスタイリングと走り味は日本車にはないもの。大型モデルからのダウンサイジングにも最適な一台かもしれませんね!