バルーンカテーテルを誕生させた町工場経営者の実話を映画化した『ディア・ファミリー』

小さな町工場の経営者が、のちに世界で17万人もの命を救うことになるIABPバルーンカテーテルを誕生させた奇跡の実話を、大泉洋主演で描く『ディア・ファミリー』(6月14日公開)。このたび、本作より大泉と菅野美穂、大泉と松村北斗の超貴重対談映像が解禁となった。 【写真を見る】大泉洋と菅野美穂の対談では、お互いの印象や、実話をもとにした作品に取り組む心づもりなどが語られた 生まれつき心臓病疾患を持っていた幼い娘、佳美に突き付けられた「余命10年」という宣告。どこの医療機関でも治すことが出来ないという現実。そんな絶望のなか、小さな町工場を経営する父、宣政が人工心臓を作ろうと立ち上がる姿を描く本作。娘の命を救いたい一心で人工心臓の開発を始め、その後、世界で17万人もの命を救い、いまなお広がり続けるIABP(大動脈内バルーンパンピング)バルーンカテーテルを誕生させたその秘話を、主演に大泉、大泉演じる坪井宣政を支える妻に菅野、心臓疾患を持つ娘に福本莉子、家族を支える姉妹に川栄李奈、新井美羽を迎え月川翔監督が実写映画化した。4月に行われた“坪井一家”が勢ぞろいした「家族決起会見」に続き、5月13日には豪華キャスト陣のチームワークの良さが思う存分溢れた「完成披露舞台挨拶」を実施された。心臓疾患を抱えた愛する娘のため、そして「愛する娘の夢」を決してあきらめず偉業を成し遂げる父親とそれを支える家族たちを描いた奇跡の実話に、会場内は涙をぬぐう人であふれた。 そしてこのたび、公式YouTubeチャンネルにて、スペシャルな映像とインタビューの配信が決定。その名も、映画『ディア・ファミリー』公開記念スペシャル対談企画。今作で初の夫婦役を演じた大泉と菅野、念願の初共演となった大泉と松村の笑いあり、真面目あり、初解禁の話もたくさん語られる対談となっている。 既に会見や舞台挨拶などで夫婦漫才のようなやり取りを交わしていた大泉と菅野はお互いの印象や、実話をもとにした作品に取り組む心づもりなどのまじめな話に加えて、撮影中の●●合戦についての死闘、菅野美穂が共演したいと思っているバラエティ番組の話など、常に笑いの絶えない時間となった。映像は6月5日(水)20時より公開となる。 さらに、完成披露での舌戦が話題となった大泉と松村の対談では、松村が筋金入りの大泉のファンということでマニアックな話も盛りだくさんのものとなった。初対面時のエピソードはもちろん、撮影中の裏話、松村の大泉のマニアックな好きポイント、今後共演してみたい役柄など、バラエティに富んだ内容だ。映像の公開は6月12日(水)20時に予定されている。 動画公開に合わせて、映画公式HPでは撮りおろしの写真入りのインタビュー内容が全文公開される。映像では見られない内容も含まれているので、ぜひ映画公式ホームページもチェックしてほしい。 文/鈴木レイヤ