老後は孫との時間を大事に、金銭的にも「援助」してあげたい。自分用の老後資金として「1000万円」くらいあればよいでしょうか?
生活費と孫の援助をシミュレーションして老後資金を準備しよう
老後は特に仕事をせずに、孫と時間を過ごしたい場合は、公的年金だけでは不足する分を貯蓄しておく必要があります。総務省によると、老後に不足する金額は毎月2万2271円で、65歳から100歳までの35年間で計算すると、935万3820円の老後資金が必要です。 ただしライフスタイルなどにより、不足分は3万~6万円になるかもしれず、その場合の老後資金は1260万~2520万円ほどになる可能性もあります。 孫の教育費などを援助したいと考えている場合は、これらの老後資金とは別に、贈与分を取り分けておくとよいでしょう。また贈与額や時期などに応じて、非課税制度を活用するならば、効率的に資金援助ができるでしょう。 出典 総務省統計局 家計調査年報(家計収支編)2022年(令和4年) 2022年(令和4年)家計の概要 図1 65歳以上の夫婦のみの無職世帯(夫婦高齢者無職世帯)の家計収支ー2022年-(18ページ) 一般社団法人全国銀行協会 教えて!くらしと銀行 ライフステージ別 老後準備 Q.老後資金は一体いくらあれば安心……? 教育費 Q.子の教育資金を祖父母から援助してもらう場合、注意すべき点はありますか? 国税庁 祖父母などから教育資金の一括贈与を受けた場合の贈与税の非課税制度のあらまし 制度の概要(1ページ) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部