花火大会で5000発 愛知県蒲郡市
「第42回蒲郡まつり」
「第42回蒲郡まつり」(実行委員会主催、東愛知新聞社など後援)のフィナーレを飾る納涼花火大会が28日、愛知県蒲郡市の竹島ふ頭一帯を会場に開かれた。豪華できらびやかな花火約5000発が打ち上がった。会場は大勢の見物客でぎわった。2日間にわたるまつりが閉幕した。 今年は市制施行70周年を記念し、10号玉一斉打ちや大玉の連打ちをはじめ、迫力のある大会となった。スターマインは特大などを含めて18基で過去最大規模。周年記念として市民や蒲郡を愛する人が資金を出し合った「みんなのワイドスターマイン」や、市立三谷東小学校6年生が考えた演出があった。 大会名物の正三尺玉は3発。高さ600㍍まで打ち上がり、直径約650㍍の大輪の花を咲かせた。観覧エリアとなった竹島ふ頭や竹島ベイパークなどは大勢の見物客が足を運んだ。自宅から花火を眺める市民もいた。 5年ぶりに来た名古屋市の丹羽奈美さん(43)と娘の永美那さん(7)は「蒲郡といえば花火なので楽しみにして来ました。竹島に掛かる3尺玉はすてきでした」と笑顔で話した。 花火の前に、市民会館周辺では市民パフォーマンスイベントや浴衣コンテスト、キッズダンスの披露、地元出身のタレントによるトークショーがあった。 【林大二朗】