奈須きのこ『空の境界』Kindle版が3巻で1760円→1232円のセール中。あらゆるモノの死を視る「直死の魔眼」を持つ少女、両儀式の活躍を描く。『Fate』シリーズなどと世界観を共有する小説で、2007年には連作映画化

『月姫』や『Fate/stay night』などの原作者としても知られる奈須きのこによる小説『空の境界』のKindle版が、値引きセールを行っている。上中下の3巻セットでの通常価格が1760円のところ、1232円で購入可能だ。単巻で購入する場合、1巻のみ100円で購入することもできる。 同作はもともと、奈須きのこが所属していた同人サークル「竹箒」のウェブサイト上にて掲載されていたもの。のちに講談社ノベルスとして出版され、いわゆる新伝奇ムーブメントの一角を担うこととなった人気作だ。 主人公の両儀式はあらゆるモノの死が視える眼「直視の魔眼」を持つ少女で、作中では多くの魔術師たちと戦うことになる。「生きているのなら、神様だって殺してみせる」というセリフが特に有名だ。また『Fate』シリーズなどほかのTYPE-MOON作品と同じ世界観を共有しており、特に『月姫』とは繋がりが深い。同作のファンであればぜひ一読してみることをお勧めする。 あわせて、同じく奈須きのこによる『DDD』や、KADOKAWA系のTYPE-MOON関連書籍が大幅値引きとなるセールも行われている。多くのコミックなどが対象となっているので、興味があればこちらも確認してみるといいだろう。