赤や緑の仮面にケデと呼ばれる蓑 秋田・男鹿でナマハゲ ユネスコ無形文化遺産の来訪神 仮面・仮装の神々
IBC岩手放送
秋田県男鹿市では31日、一年の厄を払うナマハゲが家々を訪ね、人々は新しい年の無病息災を願いました。 男鹿市船川港・南平沢地区では31日午後5時30分ごろから、赤や緑の面をかぶりケデと呼ばれる蓑を纏った男たちが雄たけびを上げながら家々に入ってきました。男鹿のナマハゲは一年の厄を払い、無病息災をもたらす地域の伝統行事で大船渡市三陸町に伝わるスネカなどと合わせた「来訪神 仮面・仮装の神々」としてユネスコの無形文化遺産にも登録されています。ナマハゲの迫力ある姿に子どもたちは顔を背けたり泣き出したりしましたが、最後には手を振って地域に伝わる神々を送り出していました。
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