感謝込め「よいしょ!」 龍澤寺こども園 園児が餅つき 一関【岩手】
一関市山目町3丁目の認定龍澤寺こども園(塩竃素明園長、園児151人)で8日、餅つきが行われ、年長児が田植えや稲刈り体験で収穫したもち米を臼ときねを使って元気いっぱいにつき上げた。 同園がJAいわて平泉青年部中里支部の協力で毎年取り組む食育教育の締めくくりとなるもので、塩竃園長は「お米は大事に扱い、感謝しながら餅つきを楽しみましょう」とあいさつ。10月4日の稲刈りで収穫したこがねもちを蒸して2基の臼に入れ、年長児25人が3人ずつ千本きねを手に餅つきに挑戦した。 年中児と年少児が「よいしょ、よいしょ」と大きな声で応援する中、参加した園児は「餅つきは初めてだったけど上手にできた。あんこ餅が大好き」と笑顔。つき上げた餅は、あんこ餅ときな粉餅、雑煮にして園児が昼食で味わった。