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【感動のひとコマ／パリ五輪】「梨紗、あなたもここにいる」ナイジェリア戦後の粋な計らい。田中美南が掲げた”RISA ２”のユニホーム

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SOCCER DIGEST Web

無念という安易な言葉で片付けてしまっては

清水のユニホームを掲げる田中。写真：金子拓弥 (サッカーダイジェスト写真部／JMPA代表撮影)

「アンダーの大会も含め自分は今まで世界をとったことがないので、その点で強い気持ちがあります。次、次と言うのは嫌なので、今大会にかけて、チームが優勝できるよう必死に取り組みたいです」 【厳選ショット】初戦黒星を乗り越え準々決勝へ！初出場・北川ひかるのFK弾含む３得点でナイジェリアを下す！｜パリ五輪GS第３節 日本女子３－１ナイジェリア女子 　パリ五輪前、なでしこジャパンの国内合宿中に清水梨紗はこうコメントしていた。しかし、ご存知のように、彼女はスペインとのグループステージ初戦で足を負傷。その後、チームから離脱することが発表された。 　この悔しさは本人にしか分からないだろう。「次、次と言うのは嫌」と覚悟をもって臨んだ大会だったのだから、今回の負傷離脱を無念という安易な言葉で片付けてしまってはいけない。 　 　どんな想いで清水がパリ五輪に臨んでいたかを理解していたからこそ、ナイジェリア戦後、田中美南は「RISA」と書かれたユニホームを掲げたのだろう。 「梨紗、あなたもここにいる」 　田中が２番のユニホームをアピールする姿からは、そんなメッセージが感じ取れた。 構成●サッカーダイジェストTV編集部

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