健大高崎の四宮晃外野手（２年）＝群馬県高崎市で２０２４年２月１５日、西本龍太朗撮影

　◇故郷に成長見せる　四宮晃（ひかる）外野手（２年） 　手堅い守備と走塁が持ち味で、小技や機動力を駆使する「スモールベースボールができる貴重な選手」と青柳博文監督。小学１年で始めた野球は捕手や外野手など幅広いポジションを任され、「外野は飛んでくる球は少ないけれど、１プレーで試合が変わるのが面白い」と笑顔を見せる。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 　昨秋は試合終盤に交代出場することが多く、いつ出番が来ても対応できるように捕球など基礎練習に徹底して取り組んできた。 　兵庫県出身。幼いころから何度も通った甲子園で「お世話になった先生や友達に成長した姿を見せたい」と目を輝かせる。 　◇自慢の強肩生かす　白石楓真外野手（２年） 　この冬の課題は打撃力の強化。「もういいかな」と思ってから１０本多くバットを振ることを自らに課す。ネット動画で軸足の使い方などを参考にするが「やってみないとわからないので深くは見ない」。その姿勢は、映画「トップガン　マーヴェリック」の中のセリフ「考えるな、行動しろ」を座右の銘とする表れでもある。 　自慢の強肩を生かして守備ではノーエラーを貫くことを誓う。「堅守でチームを勢いづけたい」 　学業ありきの野球と考え、疲れても授業をおろそかにしないと決めている。得意教科は英語と数学。＝つづく