文在寅前大統領の娘ダヘ氏に違法宿泊業疑惑、永登浦区が警察に捜査依頼 ／ソウル
【NEWSIS】ソウル市永登浦区では23日、文在寅（ムン・ジェイン）前大統領の娘ダヘ氏が違法な宿泊業をしたという疑惑と関して、警察に捜査を依頼した。 【写真】届出ないまま宿泊業 ダヘ氏所有の別荘（済州市翰林邑）
同区関係者は「明確な証拠は確保できていないが、メディア報道や寄せられた苦情を総合し、捜査が必要だと判断した。永登浦警察署に公文書を送り、捜査着手を依頼した」と明らかにした。 同区庁側には、「ダヘ氏が永登浦駅近くのオフィステル（住居兼用オフィス）に入居せず、民泊施設予約サイト『Airbnb（エアビーアンドビー）』を利用して宿泊業をしているのか、確認が必要だ」という苦情が寄せられている。 これに対して同区は22日、このオフィステルを訪れて現場調査を実施したが、明確な証拠は確保できなかった。 オフィステルを共有宿泊施設として運営するには、公衆衛生法に基づいて施設・設備を整備し、管轄区庁に公衆衛生営業届を提出しなければならない。 ダヘ氏はこのオフィステルを2021年6月23日に購入した。登記簿謄本上の所有者はダヘ氏一人となっている。 一方、済州市翰林邑にあるダヘ氏所有の住宅でも届出のないまま宿泊業が行われていたという疑惑が取り沙汰されており、済州市では警察に捜査を依頼している。 ダヘ氏がAirbnbを通じて違法に宿泊施設を運営していたことが立証されれば、公衆衛生管理法違反で2年以下の懲役または2000万ウォン（約220万円）以下の罰金に処せられる可能性がある。 イ・ジェウン記者
