【太鼓台崩れる】新居浜太鼓祭り ケガ人相次ぐ
かきくらべなどで盛り上がる新居浜太鼓祭りですが、事故も起きてけが人が出ています。 新居浜市消防本部などによると、きょう午前11時半頃新居浜市南小松原町の河川敷で15台の太鼓台が集まってかきくらべ中、楠崎太鼓台の「重」と呼ばれる部分が落下しました。 「重」は太鼓台の上部にあり飾りなどが取り付けられ、重さは500キロ程度とみられます。 この事故で、重の上に乗っていたと見られるかき夫の10代の男性1人と20代の男性2人が病院に搬送されました。3人はいずれも軽傷だということです。 関係者によると、「重」の一部が経年劣化によって破損していたのではないかということです。 一方きのう午後7時半ごろ、新居浜市大生院で太鼓台をかいていた61歳の会社員の男性が太鼓台に頭を挟まれました。男性は意識不明の重体です。 警察によりますと当時、現場には11台の太鼓台が集まっていて、太鼓台同士を横に寄せ合う際に、男性は頭を挟まれたものと見られています。 警察は祭りの参加者に話を聞くなどして、当時の状況を詳しく調べています。