決勝打の山梨学院4番・高橋海翔「感触覚えてない」 センバツ
第95回記念選抜高校野球大会は第11日の31日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で準決勝があり、山梨学院が6―1で広陵（広島）を破り、山梨県勢として春夏通じて初の甲子園決勝に進んだ。九回に決勝打を放った山梨学院の4番・高橋海翔（ひろと）選手（3年）のコメントは次の通り。 【息詰まる投手戦…広陵vs山梨学院を写真で】 ◇とにかく食らいついた こういうロースコアになることは分かっていた。みんなで1点をもぎ取っていって、その決勝タイムリー（を打ったの）が自分ですごいうれしく思っている。自分で決めるという気持ちはなくて、後ろに回す気持ちで（打席に）入った。打った感触は覚えていないが、とにかく食らいついた。（歓声を受けて）気持ちよかったです。 試合後、（1失点で完投した）林謙吾投手から「なんでインタビュー、俺じゃないんだ」って言われました。（何と返した？）俺が打ったからだろって。 （山梨県勢初の甲子園決勝進出を決めて）今日が決勝だと思って全力でいったので、明日のことは特に考えていない。明日も今日みたいに諦めず、1点1点をもぎとっていく野球がしたい。
