家を選ぶときに超重要!「悪徳不動産営業」と「優秀な不動産営業」を見抜く4つの質問
● 質問2:家探しをするのに大事なことは? 「家探しをするのに大事なことは?」と聞いて、「スピードです」と答える不動産営業・エージェントは要注意です。 「顧客には期限・お尻を決めさせろ」と不動産営業のなかではよく言われます。 賃貸の場合は転勤や進学などの外的要因によって決まることが多いですが、購入の場合は特に決めなくても生活に大きな影響は出ません。そうすると、ダラダラと気になった物件を内見しては決められず、「いい物件が出たら買います」という状態に陥ってしまうことが多々あります。 そのような顧客に時間を必要以上に使わないように、「期限」に執着する不動産営業やエージェントが生まれます。 とはいえ、多少のスピード感を持つことが大事なのは間違いありません。ただ、過度にスピードを強調してくる場合、警戒したほうがいいでしょう。 いつ買うべきかは、顧客自身・家庭の資金計画・趣味趣向・ライフプランに左右されるので、そういった要素を度外視して期限のことを言ってくる人は信用すべきではありません。もちろん、顧客の要望とすり合わせるかたちで、「それならなるべく早いほうがいいかもしれません」などと提案をしてくれる人は問題ないでしょうが、兎にも角にも「人気物件なので取られちゃいますよ!」感を出してくる人は危険です。
● 質問3:なかなかいい家に巡り会えないんですけど、どうしたらいいですか? 「なかなかいい家に巡り会えないんですけど、どうしたらいいですか?」と質問をしたときに「当社は未公開物件も多数扱っているので任せてください!」と答えてくる不動産営業・エージェントは要注意です。 未公開物件は情報サイトなどに不動産会社側の戦略で「あえて載せていないだけ」で、必ずしもいい物件というわけではありません。未公開物件をやけに振りかざしてくる不動産営業・エージェントには注意しましょう。ただ、物件情報に触れられる機会は多いほうがいいので、情報はしっかりと入手しましょう。 ほとんどの場合、いい家に巡り会えないのはプロセスに問題があります。 ・家がほしい理由が明確でない ・条件が絞り込めていない ・マーケットの見通しが甘く、判断がついていない こういったことを度外視して「スペシャルな未公開物件」の存在をちらつかせてくる営業担当には気をつけましょう。