こけら落としで4発! J2長崎が約1万9000人集結の新スタで快勝 ブラジル人トリオがゴールそろい踏み
◆明治安田J2第34節 長崎4―1大分(6日、PEACE STADIUM Connected by SoftBank) JR長崎駅近くに新設されたV・ファーレン長崎の新本拠地「ピーススタジアム」でのこけら落としとなる一戦が行われ、長崎がブラジル人トリオのゴールなどで快勝した。 ■「かっこよすぎるぞ…唖然」長崎新スタにサポーター驚がく「自前で建てたんすごすぎる」【写真複数】 前半24分、大分GKの横方向へのパスを長崎のマテウス・ジェズスがカット。そのまま無人のゴールへ流し込み、新スタジアムでの記念すべきクラブ初ゴールを挙げた。 同33分にはCKにヴァウドが頭で合わせて追加点。後半4分にもショートカウンターからマルコス・ギリェルメが決めた。終盤に大分に1点返されたが、後半追加タイムに途中出場の21歳、笠柳翼も決めた。 新スタジアムは親会社の通信販売大手ジャパネットホールディングス(HD)(本社・長崎県佐世保市)が約1000億円を投じ、商業施設やホテルとともに建設した「長崎スタジアムシティ」の中核拠点で約2万人収容が可能。最前列の観客席がピッチまで約5メートルと近い臨場感が最大の特徴になっている。この日の入場者数はクラブ史上2番目に多い1万9011人。試合中はホテルの客室から観戦する人の姿もあった。
西日本新聞社