EXILE HIRO×鳥しき「焼鳥業界のLDHを目指す」
果てしない夢と尽きることのない情熱。日本のエンタテインメント界の頂点を極め、さらなる高みを目指すLDHのHIRO氏と、焼鳥を通して日本の食の魅力を世界に発信する「鳥しき」池川義輝氏が、同じ視点で見つめる先に“輝かしい未来”が広がる。 【写真】EXILE HIRO×鳥しきの対談風景、鳥しきICHIMONの各店舗
食とエンタテインメントの確かなる共鳴
千年に一度のミレニアムイヤーに沸く東京で“革命前夜”のふたりが同じ空間に居合わせたのは、今振り返れば必然だったのかも知れない。 あの時を経て、それぞれのステージで押しも押されもせぬ地位を確立したふたりは、日本のエンタテインメントと食文化のさらなる発展のために、新たな一歩を踏みだした。LDH kitchenの取締役に就任した焼鳥の名店「鳥しき」池川義輝氏とHIRO氏が、今ともに思い描く未来とは――。 HIRO 初めて池川親方にお会いしたのは25年ほど前、僕がまだJ Soul Brothersのメンバーとして活動していた頃でしたね。 池川 私が独立前にお世話になった中目黒の「鳥よし」という焼鳥店で、掃除や雑役をする追い回しとして働いていた時でした。お酒を飲みながら、メンバーや会社のスタッフの方たちといつも熱く語っていらっしゃるのがHIROさんでした。 HIRO 町中華や居酒屋で飲むことが多かったので、値段が書いていない焼鳥店デビューをしたのが「鳥よし」でした。実は内心ドキドキして(笑)。当時はそういうお店に行けるようになって嬉しい気持ちもあったし、仕事で悔しいことがあった日は、まだまだこれからだと自分たちを鼓舞したり(笑)。毎日が決起集会のような感じで、時間があれば「鳥よし」の行列に並んでいましたね。それでカウンターで熱く語り合うという(笑)。 池川 EXILEとしてデビューされて、あっという間に国民的スターに上り詰めたHIROさんを見て、有言実行の姿にすごく憧れましたし、小僧の私にとってすごく眩しかったです。天皇陛下(現在の上皇さま)の前でパフォーマンスをされていたのを観た時は、強烈に心が震えました。