【オートレース】森且行、オールスター最終日は4着「変わってくれなかった」~SG飯塚
押せど、引けど、叩けど、とうとうエンジンは噴いてくれなかった。でも、ファン投票で選んでくれた人たちのために、今シリーズもモリモリと調整は繰り返した。 オートレーサーの森且行(50)=川口・25期=は29日、福岡県飯塚オートレース場で開催中のSG「第43回オールスターオートレース」最終日・第3R「一般戦」に出走。大外8枠の厳しいハンデ位置からレースを開始して、4着でゴール線を通過した。勝利したのは75歳のスーパーレジェンド、篠崎実だった。 6日間のロングラン開催は初日から7、7、7、8、7、4着。白星を挙げて喜びのバンザイをするべく、大会を通してあらゆる調整に面したが、結果をたぐり寄せることはできなかった。ロッカーに戻ってきた森は、よくない意味のバンザイモードだった。「結局、だめだったなあ。変わってくれませんでしたね。外を回ったけれど、全然進んでくれない。もう、これからは外に行かないよ。イン屋になることを宣言します(苦笑い)」 ファン投票1位での栄誉ある出場だったが、成績を残せず、「本当に申し訳ないです。ごめんなさい…」と支持してくれたファンに頭を下げた。次回は5月3~7日開催の地元川口シリーズに登場する予定。「川口に帰っても感じたことをやってみます。あ~っ、飯塚は難しいなあ」とわずかな休暇を取って、今度こそ最高のGWにしてみせる。ゴールデンウイークにゴールデンウインをつかんでみせる。
報知新聞社