【バレー】NEC川崎が古賀紗理那引退セレモニーを開催。終了後には記者会見も SV女子
バレーボールSVリーグ女子のNECレッドロケッツ川崎は12日、とどろきアリーナで行われたオープニングマッチの後にパリ五輪をもって現役を引退した古賀紗理那さんの引退セレモニーを実施した。 コートに登場した古賀さんはスタッフとネットを挟んで軽くパス。その後、同チームの元選手で現在はスタッフを務める上野香織さんと廣瀬七海さんがMCを務め、3人で現役時代の思い出や古賀さんの近況についてなどを語り合った。上野さんは古賀さんの2学年上、廣瀬さんは1学年下ということもあり、チームメイトとして一緒にプレーした期間も長く、さまざまなエピソードが語られた。
トークの後、古賀さんと同い年でコンビに定評があったセッターの澤田由佳主将と、古賀さんのお母さんから花束贈呈。続いて「ラストサーブ」を打つということでお母さんからボールを渡されたが、初耳だった様子の古賀さん。「聞いてないよ」と焦りながらも、22-23シーズンにサーブ賞受賞歴もあるだけに、「さすが」と思わせる綺麗なサーブをコートに放った。そして、記念の白いTシャツを着た元チームメイトたちと記念写真を撮影。最後に現役時代のノータッチサービスエースの数である41個のサイン入りカラーボールを会場のファンに向かって投げて、イベントは終了した。
イベント後、記者会見も行った古賀さんは、「アスリートの時は自分の身体のために時間を使って、いつもバタバタしていたけれど、今は家事をしたり、ペット(2匹の犬)を飼い始めたので、そのお世話など、日常を楽しんでいます」と近況を語った。SVリーグ初戦をホームで観戦し、引退セレモニーを行った感想は、「去年から引き続きとてもいい雰囲気で試合を進めてるなと感じました。最後にファンの皆さんの前で私の言葉で話せたことをとても嬉しく思います」と話した。 トークショーでは「今後、日本代表を目指している選手の指導もできたら」と指導者としての道も考えていることを語っていた古賀さん。どのような形でバレーボールに関わることになるのか、次のSNSなどでの報告を楽しみに待ちたい。