ブライトンに所属するサッカー日本代表の三笘薫　撮影：中地拓也

　現地12月21日、イングランド・プレミアリーグ第17節が行われ、ブラインとウェストハムの一戦は1―1の引き分け。サッカー日本代表MF三笘薫の「QBK」の決定機逸シーンが話題となった。 ■【動画】「これは決めて欲しかった…」「カスった気がする」「これDFに当たってんだわ」の声! ブライトン三笘薫のゴール前50cmの“QBK+K”の決定的シーン■ 　リーグ戦直近4試合で2分け2敗と勝利のないブライトンが敵地に乗り込んだ一戦に、三笘はいつものように4-2-3－1の左サイドMFとしてスタメン出場した。前半22分に三笘が左足ボレーを放つ場面があったが、相手GKが鋭く反応してゴールならず。後半に入り、6分にブライトンが先制するも、同13分にウェイストハムが追い付く展開となった。そして迎えた後半38分、ブライトンが決定機を迎える。 　右サイドを途中出場のヤンクバ・ミンテが抜け出し、ボックス内のポケット部分から中央へ折り返す。そこに三笘が走り込み、ゴールラインまで約50cmの「あとは触るだけ」となった。だが、スピードのあるボールに三笘が反応し切れず、さらに逆ポストに当たったボールが不運にも三笘の背中部分を通り、ノーゴールとなった。 　いわゆるQBK（急に・ボールが・来たので）の状態となった三笘だが、スロー映像で確認すると、直前に相手DFが滑り込んでボールに触ってコースが変わっており、表現するならばQBKK（急に・ボールの・コースが・変わったので）と言うべきか。いずれにしても、悔しさの残る決定機逸のシーンとなった。

■「QBKでも決定機逸でもないと思う」

　この三笘の“惜しい”シーンに対して、SNS上には次のようなコメントが寄せられた。 「QBK」 「これは決めて欲しかった…」 「クロスが速過ぎてカスった気がする　悔しいな!」 「これDFに当たってんだわ。決定機ミスではない。」 「これクロスがDFにちょっと当たって軌道変わってポストに当たって三笘の後ろに跳ね返ってるように見えるからQBKでも決定機逸でもないと思うのだけれど…」 　ゴールまであと1歩ながら運にも見放されて引き分けに終わったブラインは、これで直近の5試合3分け2敗の白星なしが続き、順位は暫定9位となっている。年内は現地12月27日にホームでレントフォード、さらに同30日にはアウェイでアストン・ヴィラと対戦する。今度こそ、三笘のゴールとブライントンの勝利を期待したい。