【有馬記念・枠順抽選会】武豊VTR出演 キタサンブラック有終Vと同じ1枠2番にも友道調教師は…
[GⅠ有馬記念=2024年12月22日(日曜)3歳上、中山競馬場・芝内2500メートル] ファン投票で歴代最多の票数を獲得したドウデュース(牡5・友道)が枠順抽選会でも〝主役〟の座を独占した。枠順を決める抽選会では、年間プロモーションキャラクターを務める俳優の長澤まさみが16頭の馬名が入ったボールを1つ選ぶと、いの一番に出てきたのが「ドウデュース」と書かれた紙。会場はドッと沸いた。 登壇した友道調教師が「何事も一番はいいんじゃないですか」と話したところで、主戦・武豊がVTRで登場。この日は名古屋競馬場で交流重賞に騎乗するためイベントに参加できないことを説明したうえで「友道先生がいい枠を引いてくれると思うので…といっても(枠は)どこでもいいんですけどね。ドウデュースにとっても最後のレースですから、何とか悔いの残らないようにいいレースをして。ファン投票もすごくたくさん皆さんから票を入れていただいたので、何とか結果で応えたいと思います。有終の美を飾れるように頑張ります」と誓った。 その後、友道師がボールを選ぶと、1枠2番に決定。トレーナーは意外にも「あの…正直、もうちょっと外の方がよかったな」と小声で感想を漏らしつつも、状態について問われると「追い切りの後も元気いっぱいでした」と明快に回答した。 1枠2番は2017年のキタサンブラックが、やはり引退レースで勝利を飾ったゲンのいい枠。レジェンドの手綱さばきで、今年も劇的なフィナーレを演出する。
東スポ競馬編集部