試合中に重篤な負傷のハンガリー代表FW、病院で状態が安定。指揮官「何のリスクもないと言える。数時間以内に手術を受ける」
ハンガリー代表FWバルナバース・バルガは現在意識を取り戻したようだ。『BBC』が伝えている。 ハンガリーは23日、EURO2024グループステージ第3節でスコットランド代表と対戦。68分、ハンガリーのFKでゴール前に蹴られたボールにバルガが反応すると、GKと激しく衝突。バルガは起き上がることができず、試合は7分間の中断を余儀なくされた。 バルガは担架で運ばれた後、そのままシュトゥットガルトの病院へ搬送。ハンガリーサッカー連盟はバルガの状態が安定していることを伝えている。マルコ・ロッシ監督は「彼には何のリスクはないと言える。数時間以内に手術を受けることになるが、彼は健康だ」と明かした。 同僚のエンドレ・ボトカは「彼の近くにいたからショックだったが、幸運なことに彼は元気だ。これからも彼をサポートし続ける」と話している。 なお、ハンガリーはスコットランドを終了間際のゴールで下し、3ポイントを獲得。3位に浮上し、決勝トーナメント進出の可能性を残している。