攻守で活躍した巨人のヘルナンデス選手(画像：日テレジータス)

◇プロ野球セ・リーグ 巨人4-3ヤクルト（23日、東京ドーム） 巨人はヘルナンデス選手が攻守にわたる活躍でヤクルトとの接戦に勝利。同一カード3タテを阻止しました。5月から加入した新助っ人には解説者の赤星憲広氏は「本当にいい外国人選手がジャイアンツに加わった」と絶賛しました。 【動画】6月23日の巨人戦ハイライトはこちら！ 先発予定の菅野智之投手が腰の違和感で登板を回避。緊急事態となりましたが、ドラフト5位ルーキーの又木鉄平投手がランナーを出しながらも3回まで無失点とします。 すると1点リードの3回にはヤフーレ投手から1アウト3塁とし、3番のヘルナンデス選手が内角高めのボールをとらえ、打球はレフトポール際へ。一度はファウル判定となりますが、リクエストの末に4号2ランでリードを広げました。 その後1点差となった5回には、守備でみせます。1アウト1、2塁から山田哲人選手の大飛球をフェンスに激突しながら好捕。ランナーが飛び出し、ダブルプレーを奪い窮地を救います。 攻守で輝いたヘルナンデス選手はお立ち台で「本当にいい気分。勝ちたくてしょうがなかった」と笑顔。1点差での勝利に攻守で貢献しました。 この試合の解説を務めた赤星氏は「本当にいい外国人選手がジャイアンツに加わったと思いますし、打撃に関しては本物ですよね」と絶賛。 21試合で打率.333、4本塁打、12打点とデビューから躍動する助っ人に「いろんなボールに対応できますし、追い込まれる前までは長打を狙いに行って振りにいくんですけれど、追い込まれたから軽打もできる。打撃技術はさすがだなと思います」とたたえます。 さらに初対戦の投手が多い中、「データはあってもわからないことはあると思う。対応できているのはさすがの一言」と絶賛の嵐となりました。