ジョン・トラボルタと息子のジェット、妻のケリー・プレストン。（アメリカ、1997年）photography: Mitchell Gerber / Corbis / VCG via Getty Images

映画『パルプ・フィクション』の名演で知られる俳優のジョン・トラボルタは4月14日、亡き息子の写真をSNS投稿した。川崎病を患った愛息ジェットは2009年に10代の若さでこの世を去った。 【写真】ジョン・トラボルタが投稿した、幼い頃の息子との写真 ジェット・トラボルタは生きていれば今年の4月13日、32歳になったはずだった。この記念すべき日に父ジョン・トラボルタはインスタグラムに「ハッピー・バースデー、マイ・ジェッティ。君はいつも僕のそばにいるよ！」と心温まるメッセージを投稿した。添えられていた写真は1997年に撮ったもので、ジョン・トラボルタと妻のケリー・プレストン（2020年に乳がんのため57歳で死去）、そして当時4歳だった息子が写っている。 息子のジェットは幼い頃に全身の血管に炎症が起きる川崎病にかかり、2009年1月3日、バハマで家族旅行中、心臓発作を起こして亡くなった。「デイリーメール」紙が報じたように、当時16歳だったジェットは滞在先のオールド・バハマ・ベイ・ホテル内で倒れ、バスタブに頭を強打した。 ジョン・トラボルタが亡くなった息子を忘れることはなく、2014年、「USウィークリー」誌に、息子の死は「人生で最悪の出来事だった」と語り、「正直なところ、立ち直れるかわからなかった。人生に興味を失っていた」と当時の心境を吐露している。ジョン・トラボルタとケリー・プレストンの間の子どもは3人、エラ（24歳）、ジェット（16歳で死去）、ベンジャミン（4歳）だ。長女のエラは父親の投稿に「ハッピー・バースデー、マイ・ジェッティ」のコメントを寄せた。感動したネットユーザーからも、「彼はいつまでも永遠にあなたの心の中にいる」等、コメントが多く寄せられた。