スペイン代表MFメリーノ、試合数増加に対して「健康が第一」子供の頃の経験も語る
アーセナルに所属するスペイン代表MFミケル・メリーノが、昨今問題視されているコンペティション拡大に伴う、選手の負担増加に関して自身の見解を述べた。 【動画|アーセナル最新試合ハイライト】アーセナル vs サウサンプトン プレミアリーグ 最近、多くのサッカー選手が試合数の増加に関して苦言を呈している。ケヴィン・デ・ブライネやアリソン・ベッカーがその問題に対して発言を残すと、同選手たちは負傷離脱しており、トッププレイヤーたちが“SOS”を出している状況だ。またメリーノとスペイン代表で同僚のロドリやダニ・カルバハルはシーズン序盤で今季絶望の大ケガを負っており、その状況に拍車をかけている。 一方、試合数が減ることで選手たちの収入も減るという指摘もある中、スペイン『EL MUNDO』の記者から「試合数が減り、収入が減っても、健康が優先であるか」と問われたメリーノは自身の子供の頃の経験をもとに、次のように意見を述べている。 「健康が第一だと思う。僕は55歳から60歳になった時も、子供たちと一緒に走り回ったり、遊んだり、かかんで遊んでいたい。例えば僕の父もサッカー選手だったが、僕が子供の頃、父と遊ぼうと思っても、父のヒザはボロボロだったので遊ぶことはできなかった」 「僕はそんなことは起きて欲しくないと考えている。お金に関して言えば、収入が少し減ったり、少し増えたりしても何か言うことはない。健康が第一なんだ」 メリーノはこの夏の移籍市場でレアル・ソシエダからアーセナルに加入。加入後すぐに肩を骨折し離脱していたが、10月2日に行われたUEFAチャンピオンズリーグのパリ・サンジェルマン戦で復帰を果たしている。続けて、ケガの恐れについて問われたメリーノは以下のように語った。 「ケガについて考えれば考えるほど、ケガをするリスクが高くなると思う。自分自身でケアをしたり、食事に気を使う必要があるが、運の要素もある」
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