《ブラジル》日本移民の日をリオでも祝福=キリスト像も日本色に
18日の日本移民の日を記念してリオデジャネイロでもお祝い行事が行われた。コルコバードの丘のキリスト像は同日、日本国旗色にライトアップされ、19日には、リオデジャネイロ州議会で記念式典が行われた。リオ市議会は、17日から23日まで、市議会議場を日本国旗色にライトアップする。 リオ総領事館によればリオ市民からは「敬愛する日本からの移住者がブラジルにいることは喜び」「ブラジルを作り上げた移住者たちへの当然の賛辞」などの声が聞かれたという。 リオ州議会での記念式典には、在リオ日本国総領事真鍋尚志氏やリオ州議会議員のエリカ・タキモト氏(2世)らが出席。タキモト議員は「日本移民の日を祝う全ての人々と連帯し、日本移民に対する理解を広めていく」と演説した。 タキモト議員はリオ州公式カレンダーへの「日本人移住者感謝の日」制定、リオ州無形文化遺産への「文化祭」登録などを主導。今後も、リオ日系社会の要望に応えていきたいという。 タキモト議員はリオデジャネイロ州日伯文化体育連盟コウジ・フカサワ副理事長、リオデジャネイロ日系協会ケンイチロウ・クリハラ会長、RENリオ代表レオナルド・サトウ氏、同ヒデオ・ヤマワキ氏とリオ日系社会の連携強化についての話し合いも行い、来年の日伯外交関係樹立130周年での協力についても協議した。 リオでは24日に神戸市・リオ市姉妹都市提携55周年記念行事を行う予定だ。