吉田麻也「久しぶりにJリーグを盛り上げてくれている」“初昇格初優勝”を狙う町田ゼルビアに熱視線
吉田麻也がパーソナリティを務めるTOKYO FMのラジオ番組「吉田麻也の切り替えて行こう!」(毎週土曜9:30~9:55)。吉田麻也が“何があっても切り替えて行こう!”というDFならではのスローガンを掲げ、最新のニュースやリスナーからのメールに鋭く反応していく番組です! 8月24日(土)の放送では、J1・FC町田ゼルビアの快進撃について語りました。
「現在J1首位のFC町田ゼルビアは、8月14日にイングランド・ハダースフィールド・タウンFCから日本代表DF中山雄太選手が加入することを発表したほか、今夏は名古屋グランパスから日本代表MF相馬勇紀選手、湘南ベルマーレから元日本代表DF杉岡大暉選手(期限付き移籍)、清水エスパルスからMF白崎凌兵選手(期限付き移籍)を獲得。史上初のJ1初昇格初年度での優勝に向けて、補強からも本気度を感じます」 吉田:FC町田ゼルビア(以下:町田)熱いですね! ロングスローやセットプレーでの得点の多さのほか、激しい球際のプレーなどに賛否両論もあるチームですが、僕的には“久しぶりにJリーグを盛り上げてくれているな”という気がします。 まさかJ2から初めて昇格したチームが(J1で)1位になっているなんて思いもよらないじゃないですか。賛否両論あるかもしれませんが、町田は良い意味でも悪い意味でも日本のサッカーを盛り上げているというか、いろんな話題を提供してくれていて“いいな”と思います。“否”の意見も含めて、いろんな人があーだこーだと言えるのがサッカーの醍醐味なので。 イングランドなんて、パブでお酒を飲みながら自分の(愛する)チームについて話している人がたくさんいます。日本でも同じような感じで、例えば、巷の居酒屋で「町田のサッカーはこうだ!」「いや、俺はこう思う!」みたいな話で盛り上がったら、それはそれで楽しいし、素敵なことだなと僕は思います。 新規参入チームが盛り上げてくれるというのは、Jリーグにまた新しい風が入ってきたようでめちゃくちゃ面白いと思いますし、僕もネットニュースでしか見ていないですが、うわさによると相馬も雄太も、ものすごいお金で加入しているそうですね(笑)。それはそれで夢があって良いと思います。 今は日本人選手がどんどん(海外に)移籍していて、ある意味、日本人株がものすごく上がっているんですけど、逆に実力のある日本人選手が、Jリーグに良い金額で戻ってくるというのは夢がありますよね。町田だけじゃなく、お金のあるチームがそういうことをどんどんしてくれたら、さらに盛り上がるんじゃないかなと思っています。 そして、夏場の戦いはリーグの終盤に向けて大きな影響を及ぼしてくると思うので楽しみですね。 (TOKYO FM「吉田麻也の切り替えて行こう!」8月24日(土)放送より)