<コラム>『いちばんすきな花』まさか“5人”は違うという結論が導き出されるとは!!!
“5人”であることの“違和感”だけを表出させてしまう、あの恐怖映像よ!!!
まさか… 「“5人”は違う」 という結論が導き出されるとは!!!!! で、その、「“5人”は違う」が描かれた際の、晩餐会の恐怖たるや!!!!(ようやく“恐怖”にたどり着きました) だって、普通、どう考えたって、4人それぞれを知る人物が、新たに仲間に加わったら、疑いもなく、ハッピーじゃないですか!?そのハッピーを否定する人は誰もいやしないじゃないですか!? なのに、まさか“5人”になることの“違う”を、ここまで克明に、しかもセリフ上、表面上ではまったくそうは見せないでいながら、“5人”であることの“違和感”だけを表出させてしまう、あの恐怖映像よ!!! で、よくよく考えたら「“5人”は違う」って、何が怖いのかもよくわかんない事象だっていうのに、あそこまで、鮮明に“恐怖”を感じさせてしまうこのドラマよ!!!この“恐怖”、“違和感”を描写させるために、2話にわたって、美鳥ちゃんと4人のドラマを、丁寧が過ぎるほど丁寧に、描いたってことですよね?(誰に!?) 美鳥にとって、ゆくえ・夜々・紅葉・椿は“2人”の関係性が良くって、で、それは、4人の感覚とは圧倒的に違う!!そして、その“違和感”こそが、僕にとっても、きっと、視聴者の誰にとっても、ドラマで、見たことがない…だからこそ、恐怖!!! もう、ドラマの中身が怖いんだか、そんなことをこともなげに書けちゃう生方先生が怖いのか、そんな怖い怖い言ってるくせに、結局は椿の“課金問題”で大興奮してる(話がおかしくなってる)自分が怖いのか…!!!とにかく…怖い!!! text by=大石庸平(「テレビ視聴しつ」室長)
フジテレビュー!!