【佐渡島名物で作るパンレシピ】 フワッと食感! 生サラミをパンに ジャムの追加でさらに洒落た味わいに
のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。 絶品 “のっけごはん” レシピ(全31品)の画像を一気見! きょうの当番は、白央さん。
vol.145「へんじんもっこ」の生サラミのっけパン
いきなり前回の話ですが、しらいのりこさんのバーモントカレー×えのきの回、面白かったなあ。みんな「推しルウ」ってありますよね。そういうの語り合う会、開きたい。 さて、今回はおなじみの逸品紹介。 先日、とあるマルシェをのぞいていたら「へんじんもっこ」の商品が並んでいるじゃありませんか。新潟は佐渡島にあるハムやソーセージの工房で、私はここのプロダクツのファンなのですよ。 中でも好きなのが「たまとろサラミ」、一般的には固くなるまで乾燥させるサラミを、柔らかさが保てるよう特殊な技術で加工したものだそう。 ハムともソーセージとも違うフワッとした食感と、強くもあっさりでもない、実にほどよい塩加減がとってもね、うまいのです。きょうは熱々に焼いたくるみパンにのっけて楽しみました。 ■材料 ・へんじんもっこ「たまとろサラミ」:適量 ・好みのパン:適量 ■作り方 (1) 好みのパンを厚めに切って、オーブントースターに1分半ほどかける。 (2)「たまとろサラミ」をたっぷりとのせる。 そのままでいいんですが、ジャムとぜひ合わせてみてください。写真はマーマレード、とても洒落た味わいになります。ブルーベリージャムも相性素晴らしいですよ。刻んだパセリやきゅうりのピクルスなんか加えたらもう最高、白ワインでも開けましょうか。 「たまとろサラミ」は友人の版画家、坂本千明さんが教えてくれました。各地のおいしいものに詳しい坂本さん、いつもありがとうございます。 おいしいもののっけ隊(隊員2名) 白央篤司(はくおう あつし) 「暮らしと食」がテーマのフードライター。日本各地のローカルフードに詳しい。著書に『自炊力』(光文社新書)など。オレンジページやメトロミニッツなどでコラム連載中。 しらいのりこ お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
白央篤司