今永昇太、クオリティ・スタートまであと1アウトも勝利に貢献
またもシカゴのルーキー左腕が勝利を呼び込んだ。カブスの今永昇太は現地7月27日(日本時間28日)、敵地カウフマンスタジアムでのロイヤルズ戦に先発登板すると、5回2/3を投げ6安打3失点、3奪三振無四球と粘投し、チームの勝利に貢献した。試合はカブスが9-4で勝利し、今永に勝敗はつかなかった。
現地局『CBSスポーツ』は試合後、「カブスのショウタ・イマナガはクオリティスタートにあと僅かで達せず」と題した記事を掲載し、その中で、「イマナガは2回にハンター・レンフローにソロホーマーを許すも、3点リードで6回を迎えた」とした。
その上で、「しかしながら、彼はそのイニングを終えることができず、ボビー・ウィットJr.に適時二塁打を許すなど、3安打を喫した。イマナガの降板後にはもう1点を追加され、彼の連続クオリティスタートは4試合で止まった」と伝えた。
続けて記事では、「ルーキー左腕は、これで19試合に先発登板し、109.2回を投げ、防御率2.95、1.07 WHIP、そしてK:BB(奪三振:与四球)を111:17とした」と、今季の左腕の成績を伝えた。
一方、カンザスシティの地元紙『カンザスシティ・スター』は試合後の電子版に「試合はカンザスシティ・ロイヤルズのオールスター投手vs.カブスのルーキー・センセーションという投手対決に」と題した試合のレポート記事を掲載。
その中でこの試合について、「土曜の試合は、カブスのルーキー・センセーション、ショウタ・イマナガと、セス・ルーゴによる投手対決となった」と要約した上で、鈴木誠也が試合序盤に放った2ラン弾について以下のように触れた。
「ロイヤルズは6回に5安打を放ち、イマナガを試合から追い出した」と反撃の場面について伝えた上で、今永から本塁打を放ったレンフローによる「自分がボールの下をスイングしている打席において、あまり動きをつけ過ぎないよう努めた。安定してコンタクトできるようにしたんだ」とのコメントを掲載した。
J SPORTS 編集部