【大分】船長らの書類送検受け ホーバー運航会社「認識甘さあった」
大分朝日放送
3月に起きたホーバークラフトの事故で船長らが書類送検されたことを受けて運航会社が会見を開き、「認識の甘さがあった」と説明しました。 大分第一ホーバードライブ 小田典史社長 「認識の不足は多少あったと思うが公用航海日誌の訂正と事故報告を完了している」 大分第一ホーバードライブによりますと、元社員を含む船長と船員7人が船員法違反の疑いで書類送検されました。 3日付けで不起訴処分となっています。 事故は、3月2日と21日大分空港側で2番船・Banriがフェンスに接触しました。 本来、すみやかに国交省へ事故報告書を提出する必要がありますがそれを失念し、公用航海日誌への記載もしていなかった疑いです。 翌月、大分海上保安部の立ち入り検査で指摘されました。 小田社長は「軽微な事故は報告する必要がないという認識だった」などと説明しました。 今週末の周遊便は予定通り運航する予定で大分空港への定期便は変わらず12月中の就航を目指しています。